福祉体験プランBOX

福祉体験プランの紹介 〜視覚障害者編〜
視覚障害を理解するための福祉体験の例

ゲーム体験
(1)
バレーボール(ローリングバレーボール)
バレーボールと同様のコートを使用し、床との間に約30cmの隙間のある低いネットと挟んでボールを転がして行なうものです。

(2)
盲人用卓球(卓球台を工夫して行なう)卓球台の作り方
1. 卓球台の周りを囲みます(各コート手前半分)
2. ネットの下をあけます(10cm程度)


ルール
空中を跳ねさすのではなく、コート上をころがします。
サーブは対角線に打つ。その際「行きます」と声をかけてからサーブを打ち、この後はどちらかが負けるまで打ち合います。

玉を枠から飛び出させた方、あるいは枠のないところからコートへ出した方は負けとします。

玉がコートに停止して動かなくなるまでは試合は続行します。

(3)
盲人用囲碁(囲碁だけでなく、五目並べ、文字並べなど)
目の不自由な方が囲碁を楽しめるように各石の位置がわかるように触って区別ができ、しかも動かないように工夫されています。

白の石と黒の石・・・白の石には突起物があり黒の石と区別できます。
碁盤・・・穴が空いており、はめ込めるようになっています。

(4)
その他
オセロ、トランプ、スロットカード等も挑戦してみましょう。

屋外での体験
実際、目かくしをして街に出てみて、目の不自由な方にとって街はどのようになっているか点検してみましょう。
点検に当たっては、次のようなことを注意して行なってください。なお、公共施設・量販店などへ事前に連絡を入れることをおすすめします。

(1)道路(歩道・車道・線路)でのチェックポイント
 1. 点字ブロック、誘導ブロックが適切か
 2. 細道(自転車・自動車の駐車、電柱、販売機による妨害されていないか)
 3. 段差
 4. 信号(音響信号かどうか)
 5. 踏切

(2)公共施設関係でのチェックポイント(郵便局、銀行)
 1. 入り口(段差、幅、ドア)
 2. キャッシュコーナー
 3. ポストに点字の表示があるか

(3)公衆電話でのチェックポイント
 1. 入り口(幅、ドア、段差)
 2. 電話がかけられる

(4)スーパーでのチェックポイント (実際に買い物してみるとなおよいでしょう)
 1. 入り口(幅、ドア、段差)
 2. 買い物かごの場所
 3. 通路
 4. 陳列だな
 5. レジ

その他 駅、バス停、自動販売機など

注)
屋外での体験ですので、車や歩行者、また路上にあるものに十分気をつけましょう。
また、車の通りの激しい所や見通しの悪いところにはスタッフを配置することをおすすめします。
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