福祉体験プランBOX

福祉体験プランの紹介 〜視覚障害者編〜
目の不自由な方への接し方

心がまえ
目に障害があると安全に歩くことが難しくなります。街で目の不自由な方と出会ったら次のことに心がけてください。

1.
もし、困っている人を見かけたら何をしてほしいか、まず聞きましょう
→ 目の不自由なすべての方が介助を必要としているわけではありません。相手の気持ちを確かめてから誘導してください。
2.
どのように誘導してほしいか、本人の意思を尊重しましょう
→ 見かけが同じであっても、その種類や程度はちがいます。できるだけ本人の望む方法で誘導することをおすすめします。
3.
わからないことはやらない、無理をしない
→ ケガにつながります。安全第一に!
4.
声のかけ方・話し方
→ 人ごみで「あいさつ」してもそのあいさつが誰にしているのかわからない場合があります。名前を呼んであいさつを! また、より具体的な言葉で状況がわかりやすいように説明しましょう。
5.
目の不自由な方とのコミュニケーションを大切に
→ 安全確認のための適切な声かけ、道のポイントとなる所の説明、周囲の雰囲気などを話しながら誘導することをおすすめします。

目の不自由な方へ危険な状況を呼びかけるときは、大声で叫んでも誰に言っているのかわかりません。黙って腕や白杖を引っ張ったりしないで、軽く身体に触れて動きを止めてから状況を説明してください。

次のようなものが目の不自由な方の生活をサポートしています

【点字ブロック】
点字ブロックには、「誘導ブロック」「点状ブロック」の2種類があります。「誘導ブロック」は「進め」を、「点状ブロック」は「止まれ(そこから先は注意が必要)」を意味しており、階段の始まりや横断歩道の前などは 「点状ブロック」になっています。
目の不自由な方は、点字ブロックを足の裏で感じながら歩きますので、点字ブロックの上に自転車や車など停めないようにしましょう。

【点字の案内板】
公共の建物には、点字の案内板があるところもあります。点字の表示があるだけでなく、触って場所を確認できるようになっていたり、ボタンを押すと音声でも案内を聞くことができるものもあります。

【音響信号】
青信号の時に音を流して青であることを知らせます。音は「東西」「南北」によって異なり、地域によっても異なります。また、建物の玄関・入口にチャイムを鳴らして入口を知らせています。

【その他】
駅の券売機や家電製品など点字の表示がありますが、お金やシャンプーとリンスなど種類を見分けるためのマークがついている商品もあります。
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心がまえ/ 誘導の仕方1(基本〜狭い道)/ 誘導の仕方2(部屋〜トイレ)/ 視覚障害を理解するための福祉体験の例
点字体験(点字とは〜)/ 点字一覧表凹面/ 点字一覧表凸面/ その他の体験(ゲーム〜屋外)

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