福祉体験プランBOX

福祉体験プランの紹介 〜視覚障害者編〜
目の不自由な方への接し方

誘導の基本
1.
ガイドは白い杖の反対側の半歩ななめ前に立ってください。
(目の不自由な方は利き手に白い杖を持ちますので、ガイドは反対側に立ちます。しかし、歩道のない車道や横に川が流れているなど危険が伴う場合は、立つ位置が左右逆になることがあります。)
2.
ひじの少し上を握ってもらいます。
(身長差が大きい場合は肩に手を置いてもらうこともあります)
3.
ガイドは腕を軽く自分の体側につけて自然に下ろすか軽く曲げ、腕は大きく振らないようにします。
4.
常に2人分の幅と高さを意識し、まわりの状態など話しながら相手の歩く速さにあわせて歩きます。
5.
「そこ」「あちら」などのあいまいな表現は避け、何歩、何メートル、左右、前後などより具体的な表現をながら誘導してください。


階段のとき
階段に近づいたら、階段(上り・下り)があることを伝えます。
階段に対して直角に近づき、直前で止まります。
A.上るとき
「上ります」と声をかけて上り、ガイドは1段先を上ります。
終わりは、「終わりです」と声をかけて、相手が上り終わるのを確かめてから歩き始めます。

B.下りるとき
「下ります」と声をかけて1段先を下ります。
終わりは、「終わりです」と声をかけて、相手が下り終わるのを確かめてから歩き始めます。

C.手すりを持つとき
手すりを持つとより安心してスムーズに階段の上り下りできます。
手すりを持ちひとりで上り下りするときは、手すりに手を導きます。
誘導者は側にいて、対面する人などに気配りをしながら残りの段数を知らせたりします。

狭い道を通るとき
A.二人が並んで歩けない混雑した場所や狭い所を通るとき
「狭いので後ろに回り込んでください」と声をかける腕を後ろに回し、相手にガイドの真後ろに入ってもらいます。


B.一人分の幅もない狭い所を通るとき
横歩き(カニ歩き)で歩きます。
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心がまえ/ 誘導の仕方1(基本〜狭い道)/ 誘導の仕方2(部屋〜トイレ)/ 視覚障害を理解するための福祉体験の例
点字体験(点字とは〜)/ 点字一覧表凹面/ 点字一覧表凸面/ その他の体験(ゲーム〜屋外)

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