1.
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体験によって何を感じとってほしいか目的を明確にする
障害による「不自由さ」や「生活での困難さ」だけを実感し「大変だ」あるいは障害者を「かわいそうな人」「助けてあげないとひとりでは何もできない人」と誤った障害観をもつ恐れがありますが、体験では障害による「不便さ」「障害(者)に対する社会のあり方」「社会環境」に気づくことがポイントです。
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2.
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福祉体験は障害理解の一部
福祉体験は、一時的に短時間行なうだけです。この体験では、障害理解の一部に過ぎません。
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3.
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障害者はみんな同じ障害ではない
見ためは同じようにみえても障害の種類、程度、部位、その人の生き方、性格などによって一人ひとり違います。
また、障害があっても生活できるように訓練などを行なっています。決して障害のある人誰もが助けを求めている訳ではありません。できることは自分でしたいと思っている人のほうが多いのです。一方的な善意の押し売りにならないよう相手の立場になって行動する必要性について考えることが求められます。
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4.
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生活の場面で障害理解を
障害理解をより図るためには、食事や買い物など、日常的な生活の場面を体験の場とするのがポイントです。
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