福祉体験プランBOX

福祉体験プランの紹介 〜聴覚障害者編〜
聴覚障害を理解するための福祉体験の例

聴覚障害は外見だけではわかりにくいため、「耳が聞こえない」ことに気づかなかったり、正しく理解できないということがあります。また、ただ不便さを感じるだけでなく、疎外感や孤立感を味わうこともあります。 実際、耳栓を使用したり、ヘッドフォンから流れる音により、「耳が聞こえない」とは日常生活にどんな影響を受けているか体験してみましょう。

音を感じる体験
1.
テレビを利用して
同じ番組を1回目は音声を消して映像だけで見る。2回目は音声を入れて見る体験です。
2.
風船を利用して
風船をお腹など身体に密着させることで音を感じる体験です。

手話体験
手話は、耳の不自由な人たちの間で自然に生まれ発展してきたものです。ですから、世代によって差があります。また、国や地域によって異なり、国内にも方言があります。手話を学ぶときは、手話を言葉として使っている聴覚障害者の方と交流する中で生きた手話に触れみてください。
しかし、耳の不自由なすべての方が手話をできるわけではありません。聞こえなくなった時期・境遇によってさまざまなコミュニケーション手段を使っていますので、手話ができなくても物の形や動作などの特徴をイメージして伝えてみてください。話そうとする気持ちさえあれば、手話を十分知らなくても通じ合えます。顔の表情や身ぶりを工夫することでより伝わりやすく、自分なりに伝えられたというその魅力に触れることができるのでないでしょうか。

ゲーム体験
自己紹介
自己紹介する内容(名前・家族・誕生日・好きなこと・好きな食べ物など)をカードに書き、引いたカードを声に出さないで、手話や身ぶりで伝えます。

手話リレー
言葉や文章を手話や身ぶりで伝えます。できるだけ早く正確に伝えられるようチーム対抗で行なうとより楽しめます。

かるたとり
読み上げるかるたを手話や身ぶりで伝えます。


心がまえ/ 聴覚障害を理解するための福祉体験の例/ 指文字

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