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夏休み親子ボランティア体験講座を開催しました!!

ボランティアセンター福井市社協の活動 キーワード:

2016年7月25日(月曜日)、親子ボランティア体験講座を開催しました。

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今回は、人が生活するためには欠かせない「交通」をテーマに、国土交通省中部運輸局福井運輸支局と、えちぜん鉄道株式会社との共催でおこないました。

この講座は、身近な「公共交通機関」を題材に、ふだんの生活の中でボランティア活動の楽しさや大切さ、障害がある方への接し方、誰もが自由に安心して移動できる公共交通機関のバリアフリーの理解を、親子で一緒に深めていく体験講座です。
当日は市内の小中学生とその保護者、あわせて27名が参加しました。

当日はまずアオッサにて、車いすで生活されている黒川さんと奥出さんのお話を聞いた後、車いすなどの基本介助の説明を受けました。

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その後、国土交通省中部運輸局の方からの説明を経て、いよいよえちぜん鉄道福井駅へ移動。
実際に、駅構内のバリアフリー状況の説明と見学、車いすを利用して車両の乗降体験を行いました。

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慣れない車いすの扱いに苦戦しながらも、真剣に取り組む中で電車に乗り降りする時に大変な点を体験し、どのような手助けが大切かを学ぶことができました。

途中、電車での移動を挟んだ後、車両総合検査庫と、次世代型低床車両「ki-bo(キーボ)」を見学しました。

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普段入ることができない場所での見学に、子どもも大人も興味津々な様子です。

講座を終えての感想では、「きれいだから、便利だからと、ついつい使用してしまう多目的トイレについて、新たな視点をいただいた」、「車いすに乗って移動した時、ガタガタして驚いた」、「何気なく私たちが生活できているが、その(車いす利用者の)立場に立ってみると不便なことがたくさんあると気づいた」など、実際に自分で体験してみることで得られたたくさんの気づきについて報告がありました。

単に話を聞いたり体験をして終わるのでなく、こうした経験を生かして普段の生活の中での助け合いや支え合いを見直すことにつながるといいですね。