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森田地区でひとり歩き模擬訓練が実施されました!!

福井市社協の活動

2017年10月28日(土)に森田地区で認知症高齢者ひとり歩き模擬訓練が行われ、福井市社協も参加・協力しました。

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当日は森田地区の住民や福祉事業所など約70名が参加しました。また、今回は地元の森田中学校から、中学生5名も参加しました。
(※ひとり歩き模擬訓練について詳しくは、こちらのページをご覧ください)

はじめに森田交番の方の講話や、ほやねっと九頭竜の職員による寸劇で、認知症高齢者の方への対応について学びました。「驚かせない」、「急がせない」、「自尊心を傷つけない」という、3つの「ない」を心得にすることが大切だという話がありました。

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その後、6グループに分かれ、実際の訓練がスタートしました。JR森田駅など公民館周辺に設けた6つのポイントを歩いて回り、認知症高齢者役の方に声をかけていきました。
訓練を通し、参加者からは「自分が介護をしていた頃はこのような機会がなかったので、もう少し早く知りたかった」、「今後は若い人達にこそ参加してほしい」などの感想が出ました。また、参加した中学生からも、「学校で認知症高齢者について話し合いたい」といった声がありました。

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高齢化が進むにつれ、認知症の高齢者の数は年々増えています。2025年には65歳以上の5人に1人が認知症となる可能性があると言われており、決して他人事ではない課題です。一人一人が認知症について理解し、安心して暮らせるような地域づくりを進めていくことが大切ですね!