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災害時の外国人への支援に向けて

福井市社協の活動

福井市社会福祉協議会は、福井市災害ボランティアセンター連絡会の一員として、2016年3月6日(日曜日)に行われた、災害時多言語支援センター設置運営訓練に参加しました。

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福井市では、災害ボランティアセンター連絡会を設置し、実際の災害時にも適切な支援が行えるよう、平常時から連絡会や訓練を重ねています。
福井市社協もこの連絡会に参加し、災害時のボランティア受け入れやニーズの調整といった機能を十分に発揮できるよう、関係団体との連携を密にしています。

今回の訓練では、ふくい市民国際交流協会が主催する、災害時多言語支援センター設置運営訓練に参加し、災害時における外国人支援のポイントを学びました。

災害時、外国人は日本語の情報が届きにくいために、避難情報や避難生活のルールなど、様々な情報を理解することが困難となりがちです。
また、母国での被災の経験の少なさから、支援の際に配慮が必要となる場合が少なくありません。

そこで、災害時多言語支援センターでは、災害時に外国人の状況把握や、必要な情報を翻訳・通訳して届けるといった業務を行います。

今回は福井市防災センターを会場に、通訳・翻訳ボランティアや住民など、約40名が外国人に向けて伝える情報を検討・作成したり、実際に避難所を巡回するなど、実践的な訓練を行いました。
参加者は災害が起こった時を想定しながら、緊張感をもって訓練に取り組んでいました。

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災害の発生時には、様々な立場の人への多様な支援が必要となります。
福井市災害ボランティアセンター連絡会では、外国人支援の他にも、様々な訓練を重ねています。

福井市災害ボランティアセンター連絡会について、詳しくは
同センターのFacebookページをご覧ください。