肢体に障害をもっている方が自分らしい生活を実現していく ために、気軽に外出するための考え方・視点を、話し合いや体験を通して学ぶ講座が、8月4日から4回シリーズで開催されました。
今回は10代の女性が参加。講座の1回目、2回目で、講師（同じ障害を持つ経験者）から、公共交通機関を利用して外出することについて学び、参加者が訪ねたい目的地について調べ、プランを立てていきました。その結果、電車を利用して金沢へ行くことに決定しました。
3回目は、サポーターと2人で金沢への小旅行に出発しました。親以外の人との初めての電車の旅で、ショッピングや食事などを楽しみました。「金沢駅周辺のお店をもっと調べておけばよかった」「トイレが広くて使いやすかった」「バーゲンで洋服がとても安かった」など、驚きや反省もありましたが、帰着後は、充実感と自信にあふれた笑みに変化していました。
4回目（最終回）では、講師と共に今回の外出について参加者の楽しい思い出や、反省点を振り返りました。そして、次へのステップアップに繋がるようアドバイスをして、今回の講座は終了しました。
この女性は、「今度は友達と県外に遊びに行ってみたい！」と少し自信と素敵な笑顔を見せてくれました。
