社協だより まごころ 234号 2023年3月10日発行 今回の表紙 「ほっとルームあすわ」の皆さん わたし×ふくし=笑顔のつながり わたし×ふくし ミニインタビュー どのような活動をしているのですか? 足羽地区で、主に地域の子どもたちを対象にした食堂を開いています。新型コロナウイルスの影響で一時期みんなで集まることができなくなりましたが、お弁当に切り替えて、つながりを絶やさない工夫を行ってきました。地域の方々をはじめ、学生もお手伝いに来てくれています。共同募金の助成金やご寄附などを活用して、毎月楽しい時間をみんなで過ごしています。 活動をはじめたきっかけは? 地域のママたちの「子どもたちの居場所をつくりたい」という声がきっかけです。広く子どもたちに呼びかけ、困っている子や悩んでいる子の力になれたらいいなという思いで、2016年から開始しました。 わたし×ふくし=笑顔のつながりの解説をお願いします!! ほっとルームあすわでは、困難な時やつらい時、嬉しい時、どんな時でも『ほっと』ひと休みしてゆっくり休んで欲しい…そんな居場所でありたいとの願いを込めて、活動を続けています。スタッフさん手作りの美味しいご飯やお弁当を通して、たくさんの方々とつながり、そしてたくさんの笑顔に出会うことができました。♪ これからも、みんなの素敵な笑顔がつながりますように♪ 目次 2ページ   福祉委員へ突撃インタビュー 3ページ   会員会費のお礼        赤い羽根共同募金ご協力のお礼        地域を良くするプロジェクト大募集        寄附・寄贈 4ページ   ボランティア活動保険受付開始        各種相談のご案内 福祉委員へ突撃インタビュー 身近な見守りと交流をサポートしています! 市社協では、近隣住民の「見守り」「支え合い」などの活動を通じて、いつまでも安心して暮らせる地域社会づくりを推進していくため、自治会を単位に福祉委員の設置をお願いし、民生委員児童委員等と連携しながら地域の見守り活動を行っていただいています。福井市内では、幅広い世代の福祉委員が活躍されており、今回、若い世代の福祉委員にインタビューしました。 脇屋智樹さん(宝永地区福祉委員・30代男性)令和4年4月から福祉委員として活動されています。 地域の方々へメッセージ 若い世代が「支える」ことだけではなく、高齢の世代の方も、次世代にどう「引き継ぐ」か、一緒に考えていければと思います。地域にはいろんな世代の方が住んでいます。どんな世代の方も一緒に地域をつくりあげていければと思います! Q 福祉委員になろうと思ったきっかけはなんですか。 自分からなろう!と思ったわけではなく、地区の順番でお声かけいただいたのがきっかけでした。しばらく地元を離れていたこともあり、地域で知らない人も多く、どのように活動したらよいかという不安や、なぜ自分がやらないといけないのかという気持ちもあり、実はマイナスイメージからのスタートでした。 Q 普段どういった活動をされていますか。 主な活動としては見守りも兼ねた高齢者宅へのお弁当配布です。最低でも月に2回は訪問しています。高齢者の方はお話好きな方も多く、一度訪問すると2時間くらい話をしていることもあります。それだけではなく、日ごろの挨拶はもちろん、不安を抱えている方に対してはサービスの情報提供をしたりしています。 Q 見守りに関して何か気を付けていることはありますか。 人はそれぞれライフスタイルが違うので、生活スタイルをさりげなくつかみ、気を配りながら活動を行っています。 Q 福祉委員をしている中で見えてきた地域のよいところを教えてください。 仲良く、アットホーム。新しい人が地区に入ってこないことがよくないことだと思っていましたが、昔から住んでいる人が多く、近所同士で顔の見える関係性ができていることがよいところだと気づきました。 Q 活動の楽しさややりがいはなんですか。 福祉委員になってからは近所での会話が増え、今では自分の楽しみになっています。訪問を重ねることでその人の本音に気づき、仲良くなることができました。福祉委員をしていなかったら本音に気づかないままだったと思います。訪問に行った際に「待ってたよ」「いらっしゃい」と温かく迎え入れてくれることが本当に嬉しくやりがいになっています。 また僕自身、6歳と3歳の子どもがいるのですが、地域の方が子どもへ関わってくれることも増えたと思います。「地域全体」で子どもをみてくれていると感じることができました。 Q 普段の仕事やプライベートとの両立はどのようにされていますか。 仕事の合間を縫って福祉委員の活動を行っています。僕は経営者の立場なので調整が上手くできていますが、現役世代で仕事をしている人は日中の福祉委員活動は大変なのではないかと思うことも多くあります。活動に参加しやすい環境づくり、各々の時間をどう福祉委員の活動にあてるか、ということは今後の課題なのかなと思います。 Q 福祉委員になって気づいたことや変化したことはありますか。 宝永地区のことをすごく考えるようになりました。福祉委員としては、普段の仕事の「職員」としての関わりではなく、「地域の一住民」としてフラットな関わりができ、住民目線での新たな気づきや発見がありました。 Q 若い世代に期待する役割を教えてください。 地域にはいろんな世代の方が住んでいます。若い人もいろんな方と繋がり交流を持つことで、新たな気づきが必ずあると思います。まずは「みて」「きいて」「しって」みることが大事なのではないでしょうか。若い時に一度福祉委員の経験をすると、自分にない視点に触れることができ、自分のプラスになると思いますよ。 福祉委員について知りたい場合 詳しくは、当会Webサイトの福祉委員のページをご覧ください。 右記のQRコードからご利用いただけます。 問い合わせ 市社協 地域福祉課 TEL 0776-26-1853 令和4年度市社協会員会費募集にご協力ありがとうございました 令和4年度も多くの皆さまから会員会費のご協力をいただきました。心からお礼申し上げます。 コロナ禍にあっても、新しい生活様式にあわせた地域福祉活動を推進してまいります。 【一般会員会費総額】  34,563,148円 【賛助会員会費総額】   9,002,600円 【特別賛助会員会費総額】 6,544,000円 ※金額はすべて令和5年1月31日現在 令和4年12月1日以降加入者(敬称略)特別賛助会員(1口1万円) <1口>荒井設備産業(株)/(有)シナプス/(株)大三茶舗 (令和4年11月30日以前にご加入いただきました皆さまの名列は、令和5年1月1日発行の社協だより233号で掲載しました) 赤い羽根共同募金にご協力ありがとうございました 令和4年度も多くの皆さまから温かいご支援、ご協力とたくさんの募金をありがとうございました。 お寄せいただいた募金は、令和5年度に福井市内で実施される福祉委員等による見守り活動や各地区の福祉啓発活動、地域福祉活動を行う福祉団体等に助成されます。また、福井県内の福祉施設や福祉団体で実施する事業に活用されるほか、災害時に備えた準備金や「災害ボランティアセンター」の設置・運営に役立てられます。 募金額・助成内容は、福井県共同募金会のホームページ(http://akaihane-fukui.jp/)でご覧いただけます。 赤い羽根共同募金総額 21,274,460円(令和5年1月31日現在) 戸別募金 10,550,896円 学校募金   542,309円 大口募金  6,289,257円 街頭募金    59,504円 職域募金  1,990,088円 法人募金 1,228,372円 その他の募金  614,034円 令和6年度助成 地域を良くするプロジェクト 大募集 地域に暮らす方々が共に助け合い、安心して生活を送れる地域社会づくりをめざして、地域や社会を少しでも良くしようと活動しているボランティアグループやNPO・市民団体に対し助成を行います。皆さまの申請をお待ちしています。 1 助成対象 福井市内で活動する社会福祉法人やNPO法人、自治会などの地域団体及び福祉団体やボランティア団体 2 対象事業 地域や社会を良くする、豊かにする、元気づけるための地域福祉事業 ただし、以下のような事業は対象外とします。 (1) 他の補助金との重複や公的補填のある事業 (2) 政治、宗教、組合の運動の手段として行う営利事業 (3) 総会など団体の運営に要する経費や福祉を目的としない事業 令和6年4月1日から令和7年3月31日までの間に実施する事業が対象です。 3 募集期間 令和5年4月3日(月)~5月19日(金) 4 助成額  活動費10万円以内(令和6年度に助成します) 5 審査 6月に活動内容等を審査し、助成の可否を決定します。 6 助成申請書の入手方法   福井市共同募金委員会の窓口へお越しください。 市社協のwebサイト(http://www.fukuic-shakyo.jp/archives/news/from-shakyo/post_658.html)からもダウンロードできます。webサイトは、右記のQRコードからもご覧いただけます。 問い合わせ 福井市共同募金委員会(市社協 総務企画課内) TEL 0776-26-1853 寄附・寄贈 ご協力ありがとうございました 令和4年11月1日から令和5年1月31日(順不同) ※市社協への寄附金は、税制上の優遇措置の対象となります。また、寄附は、当会が実施する事業の中から使途を選択いただくこともできます。 ★寄附・寄贈 ワクワク倶楽部様     15,000円 匿名           13,572円 株式会社大西商事様    菓子8箱 福井市環境政策課様    食料品177点 福井県教育用品株式会社様 児童書20箱 匿名           米30kg ★収集ボランティア協力(使用済切手、使用済テレホンカード等) 森田地区社会福祉協議会様 使用済切手 ベルテクス株式会社様   使用済切手 岩間裕三様        使用済切手 匿名           使用済切手 令和5年度ボランティア活動保険 受付開始 ボランティアが、ボランティア活動中の急激かつ偶発的な外来の事故によりケガをされた場合や、偶然の事故により他人にケガをさせたり、他人の物を壊したことにより法律上の損害賠償責任を負うことになった場合に保険金が支払われます。「自発的な意思により他人や社会に貢献する無償のボランティア活動」が対象となります。 加入プラン 基本プラン 保険料350円 天災・地震補償プラン 保険料500円 特定感染症重点プラン 保険料550円 基本プラン、天災・地震補償プランでは、補償開始日から10日以内に発症した特定感染症(新型コロナウイルス含む)に対しては補償の対象になりませんが、特定感染症重点プランでは補償開始日から補償の対象となります。 補償期間 令和5年4月1日0時から令和6年3月31日24時まで ※中途加入の場合は、加入申込手続き完了日の翌日0時から令和6年3月31日24時までです。 加入申込手続き 当会窓口にある所定の「加入申込書」に必要事項をご記入の上、保険料を添えて市社協までご提出ください(平日8時30分から17時まで)。詳しくはお問い合わせください。 問い合わせ 市社協ボランティアセンター TEL 0776-22-0022(直通) 0776-26-1853(代表) 各種相談・交流の場のご案内 中央いきいきサロン 障がいの有無にかかわらず「気軽に・無理なく・楽しく」交流できるサロンです。 開催日 毎週金曜日 13時から15時30分 場所  市民福祉会館 ボランティアルームA(田原1丁目13-6 フェニックス・プラザ4階) 参加費 1回100円 問い合わせ 市社協 地域福祉課 TEL 0776-26-1853 ※祝日・年末年始はお休みです。 ※地域子育て支援拠点事業「赤とんぼ」は、3月31日をもって閉鎖いたします。 ふくい嶺北成年後見センターのご案内 ふくい嶺北成年後見センターでは、成年後見制度利用促進のための中核機関として、嶺北7市町(福井市、勝山市、鯖江市、永平寺町、池田町、南越前町、越前町)で相談業務、制度の普及、利用支援を行っています。 当センターでは、成年後見制度について正しく知っていただくために出前講座を行っています。地域や職場等で成年後見制度や権利擁護について一緒に考えてみませんか?費用は無料です。まずは電話でお問い合わせください。 出前講座のチラシ、申込書は下記のQRコードを読み取りご覧ください。 ふくい嶺北成年後見センター 場所 フェニックス・プラザ4階 電話 TEL 0776-28-3775 FAX 0776-28-3776 メール reihokukouken@fukuic-shakyo.jp 放課後児童クラブ支援員募集中 児童館内で運営している放課後児童クラブで令和5年4月から勤務する放課後児童クラブ支援員を募集しています。資格や経験がない方でも勤務できます。 詳しくは、右記のQRコードを読み取り希望の児童館へお問い合わせください。 広告 第一防災株式会社 福井市中角町18-30-1 TEL 55-1019 市社協Webサイトのご案内 市社協の様々な情報をインターネット上で発信しています。 WebサイトURL    http://www.fukuic-shakyo.jp/ Facebook URL http://www.facebook.com/fukuic.shakyo/ 高齢化率 令和5年1月1日現在 福井市の総人口  257,911人 65歳以上の人口  76,156人 高齢化率       29.53% この広報紙は、共同募金の配分金を受けています。