社協だより まごころ 228号 2021年9月25日発行 今回の表紙 高校生等ボランティア体験準備ボランティア参加者の皆さん  市内6校の高校生と社会人、延べ29名の方にご参加いただきました。 わたし×ふくし=つながり わたし×ふくし ミニインタビュ― どんな内容のボランティア? 市社協が9月23日に開催する「ブックサイクルと絵本の読み聞かせ」の事前準備のお手伝いをするものです。 このイベントは、コロナ禍で家で過ごすことが増え、絵本を読む機会が増えている子どもたちのため、読まなくなった絵本を募って必要な人に届けるものです。 準備ボランティアでは、7月29日(木)・8月2日(月)・8月5日(木)の計3日間、 寄附で集まった絵本を消毒したり、当日の看板や本棚づくりを行いました。 参加してみてどうでしたか? 自分が消毒した絵本が、子どもたちの手に渡ることを楽しみにしています。 初めてのボランティア参加でどきどきしていたけれど、実際にしてみると、とても楽しかったです。 元々本が好きで参加したのですが、こういった場で同世代の人との出会いがあり、仲良くなれて嬉しかったです。 なお、イベント当日のボランティアには、15名の高校生が参加します。 この記事は、8月30日現在作成のものであり、コロナ感染拡大の状況によっては、事業を中止又は延期する場合があります。 目次 2、3ページ 福祉教育の取り組みについて 4ページ 地域福祉活動計画の意見募集、ふくいSDGsパートナー、児童館活動の紹介 5ページ 共同募金運動が始まります 6ページ 市民福祉大会、寄附・寄贈 7ページ 新役員・評議員の紹介 8ページ 自治会型デイホーム専任職員の募集、各種相談 地域で共に生きる力をはぐくむ~市社協は福祉教育の取り組みを応援しています~ 福祉教育ってなに? 福祉教育とは、地域に暮らすさまざまな人々との関わりや学びを通して、多様な生き方にふれ、命の大切さや思いやりの心、相手を理解しようとする豊かな心を育む活動です。 ふだんなかなか出会う機会がない人との交流では、「その人」を知り、一人ひとりが価値ある存在であることを理解します。そして、自分と違う部分や同じ部分に気づき、共感する中で、自分たちにできることを考え、実行し、違いを認め合いながら共に生きる力を育むことにもつなげています。 市社協では、学校だけでなく、地域や職場から「福祉について学びたいけれど、どのように進めるとよい?」「障がい当事者からお話を聞きたい」といった相談に対応しています。 福祉教育をよりよいものに! プログラムの相談、企画の実施 学校や地域、職場からの相談に応じ、体験を取り入れたり、福祉教育を進める上で重要な役割を果たす障がい者のゲスト講師の調整等を行います。 また、体験グッズの貸し出しも行っています。 福祉教育の人材づくり 豊かな学びにするため、ゲスト講師と一緒に障がい当事者の目線でどのように伝えると良いかなどについて考え、企画・実践しています。 また、体験学習の際の見守りと助言をする福祉教育サポーター(ボランティア)に協力してもらう他、福祉教育サポーター同士の懇談会も実施し、よりよい福祉教育へとつなげています。 教職員目的別研修の開催(市教育委員会との共催) 学校と連携し、福祉教育をより深い学びにするため、福井市教職員目的別研修の1コマに「福祉教育」を位置づけて実施しています。 今年度は、視覚障がい当事者でゲスト講師をつとめる福井県立盲学校の先生から、 授業の中で児童に伝えていることや大切にしている思いを聞き、障がい理解や思いやりの心を育てる方法を学び、今後の福祉教育の展開を考えました。 取り組みの紹介(目の不自由な方の理解) 棗小学校 講話・ガイドヘルプ体験 オンラインで、目の不自由な方の「暮らしの工夫」や「こころのバリアフリー」を知る 棗地区社協の協力をえて、ガイドヘルプを体験 児童の感想、気づき 目の障がいがあっても、私よりも上手に包丁を使って料理をしたり、一人暮らしをしたり、楽しく生活していることにおどろきました。 ガイドヘルプではたくさんのコツがあり、声をかけるとき「大丈夫ですか?」では、相手も「大丈夫。」と答えてしまうので、 「何かお手伝いできることはありませんか。」と言おうと思います。 灯明寺中学校 講話・ガイドヘルプ体験・点字体験 点字を教わる 盲導犬との暮らしの話を聞く 伴走を体験 生徒の感想、気づき 目が見えなくても、マラソンをしたり登山をしたりと、前向きに人生を生きているのがかっこいいと思いました。 まだまだ自分の周りには点字が存在するので、理解してみると、世界観が変わっていくのではないかと思います。これから点字を見つけるのが楽しみです。 努力している人がたくさんいることを忘れず、自分も努力し続けていきたいです。 問い合わせ 市社協ボランティアセンター(田原1丁目13-6フェニックス・プラザ1階 市社協内) TEL 0776-22-0022(直通) Eメール mag@fukuic-shakyo.jp 第4次地域福祉活動計画(案)について意見を募集します 市社協では、市民や団体の代表で構成される福井市地域福祉活動計画策定委員と共に、第4次福井市地域福祉活動計画を策定しています。 この計画は、誰もが安心して暮らせるまちづくりのために、住民の皆さまと共に進める行動計画で、期間は令和4~8年度までの5ヶ年です。 計画案については、下記の期間中に市民の皆さまから広くご意見を募集いたしますので、 詳しくは、下記のウェブサイト内の該当ページをご覧ください。(QRコードからもご利用いただけます。)計画案は当会事務所にも備えてあります。 意見の募集期間 令和3年11月15日(月)から11月30日(火)まで(当日消印有効) 応募方法 郵送又はEメール 本会のwebサイト http://www.fukuic-shakyo.jp/archives/news/from-shakyo/4_5.html 問い合わせ 市社協地域福祉課 〒910-0018 福井市田原1丁目13-6 フェニックス・プラザ1階 TEL 0776-26-1853 「ふくいSDGsパートナー」に登録しました!  市社協は、昨年度福井県が創設した官民連携プラットフォーム「福井県SDGsパートナーシップ会議」の参加団体として「ふくいSDGsパートナー」に登録しました。 SDGsの理念(誰ひとり取り残さない、多様性と包摂性のある持続可能な社会)は、 「誰もが安心して暮らせる地域社会づくりを進める」という市社協の理念とも合致するものであり、 本年度の事業計画においてもSDGsを位置付け、様々な事業に取り組んでいます。 児童館活動紹介 ~とまと児童館~ 福井市大瀬町 TEL0776-33-2411 とまと児童館でバードコールづくりをしました。 バードコールとは鳥の鳴き声に似た音を出すことができる笛で、地区の老人クラブ(長命会)の方から教わりました。 出来上がったバードコールを、近くの西学園公園まで鳴らしに行きましたが、本物の鳥の声と聞き違えるほどの音色に、子どもたちはびっくりしていました。 長命会の方たちと一緒につくったバードコールは、子どもたちの宝物になりました。 地域から孤立をなくそう みんなが社会の一員として包み支え合うしくみ 赤い羽根共同募金 今年も10月1日から全国一斉に共同募金運動が始まります。 お寄せいただいた募金は、福祉委員による見守り活動等の地域福祉活動や、民間福祉団体への助成に使われます。 福井市共同募金委員会では、家庭、地域、学校、職場、企業などで募金運動のご協力をお願いしております。 コロナ禍にあっても、つながりを絶やさない地域づくりのため、皆さまの温かいご支援をお願いします。 令和3年度福井市の目標額 22,710,000円 共同募金は、事前に使い道や集める額(目標額)を定めて募金活動を行う「計画募金」です。 福井市で集められた募金は、来年度次のような事業に使われます。 地域助成 市内で実施する地域福祉事業への助成 11,337,000円 地域福祉活性化事業 地区社会福祉協議会活動の推進に 685,000円 見守り支援事業 福祉委員活動の推進に 3,212,000円 福祉委員の研修に 398,000円 子育て支援事業                       子育てひろば事業に 157,000円        広報啓発活動  社協だより「まごころ」発行に 2,100,000円 地区社協活動啓発・ふれあい事業に 1,470,000円 ボランティア情報紙発行に 314,000円 地域福祉活動支援事業(8団体) 740,000円 共同募金運動の推進 2,261,000円 広域助成 県内の民間福祉団体への助成や災害積み立てなど 11,373,000円 共同募金協力企業・団体を募集しています。 社会貢献活動の一環として、職場で募金活動をしてくださる企業・団体を募集しています。 ご協力いただける企業・団体には、赤い羽根、募金箱等の資材をお届けします。皆さまのご協力をぜひお願いします。 問い合わせ 福井県共同募金会福井市共同募金委員会(市社協内) TEL 0776-26-1853 災害義援金の募集 福井県共同募金会では、令和3年7月・8月の大雨災害による被災県(佐賀県・長崎県・福岡県・青森県・静岡県・島根県・熊本県(8月25日現在))への義援金を募集しています。 募金方法など、詳しくは、福井県共同募金会のWebサイトをご覧ください。 WebサイトURL https://akaihane-fukui.jp/news/2021/08/post-246.html 義援金の受付は、当会の窓口でも取り扱っています。 令和3年度 福井市民福祉大会(主催 福井市・福井市社協) 多年にわたり社会福祉の発展に功績のあった方々を称えるとともに、今後の地域福祉活動の進展を一緒に考える大会を開催します。 日時 10月15日(金)13時30分から16時 会場 福井市民福祉会館 小ホール 田原1丁目13-6 フェニックス・プラザ2階 内容 13時30分 大会式典・社会福祉功労者等表彰 14時30分 講演会 テーマ これまでの障がい者福祉 これからの障がい者福祉 ~地域の役割 未来への提言~ 講師 有限会社桑原産業グループ ハンドリーム・ワークス!代表取締役 NPO法人コム・サポートプロジェクト理事 桑原 彰三 氏 新型コロナウイルス感染の拡大状況によっては、人数制限や中止などの対応等を行う場合があります。 事前に市社協のホームページ(http://www.fukuic-shakyo.jp/)で告知しますのでご確認ください。 寄附・寄贈 ご協力ありがとうございました 令和3年5月1日から7月31日(順不同) 市社協への寄附金は、税制上の優遇措置の対象となります。 また、寄附は、当会が実施する事業の中から使途を選択いただくこともできます。 寄附・寄贈 匿名 10,000円 ユニー株式会社 小さな善意で大きな愛の運動 アピタ福井大和田店様 166,829円 社西公民館様  フードドライブ食品 福井市環境政策課様 缶詰、レトルト食品など 福井市内郵便局福井北部会様 絵本 ライオンズクラブ国際協会334-D地区様 タオル5,134枚 寄贈いただいたタオルは7月29日の福井市西部の大雨災害の復旧活動に使わせていただきました。 収集ボランティア協力(使用済切手、使用済テレホンカード等) 山内建設株式会社様(使用済切手) 木田公民館様(使用済切手) 日通トランスポート株式会社福井支店様(使用済切手) 福井北モラロジー事務所様(使用済切手) 旭公民館様(使用済切手) 株式会社米澤物産様(使用済切手) 大井信夫様(使用済切手) 河村三智夫様(使用済切手) 匿名(使用済切手、書き損じはがき、テレホンカード) 新役員、評議員の紹介 任期満了に伴い、令和3年6月28日付けで新たに役員、評議員が選任されました。 市民の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。 氏名の前の〇印は、新任の方。 役員 会長 吉田敏貢 株式会社アイビックス取締役相談役 副会長 奥村清治 福井市自治会連合会会長 副会長 今冨廣子 福井市地区社協連絡協議会会長 副会長 山本正男 福井市民生児童委員協議会連合会副会長 副会長 齊藤正直 福井市福祉保健部部長 専務理事 松浦茂一 福井市福祉保健部地域福祉課付 理事 〇皆川恭英 福井市老人福祉施設協議会会長 髙畑和子 福井市ボランティア連絡協議会副会長 中村准 福井市公民館連絡協議会副会長 藤川博史 福井商工会議所理事(事務局次長) 髙村昌裕 社会福祉法人足羽福祉会理事長 井上満枝 福井市こども会育成連合会副会長 奥西栄介 福井県立大学看護福祉学部教授 〇野坂鐵郎 福井経編興業株式会社取締役会長 監事 辻元 福井市自治会連合会副会長 渡邉本爾 福井市地区社協連絡協議会副会長 村野勝 税理士法人FORM税理士 任期 令和5年6月開催予定の定時評議員会の終結時まで 評議員 〇北聖一 福井市自治会連合会常任理事 〇増永行延 福井市自治会連合会常任理事 〇荻野正春 福井市自治会連合会常任理事 川中洋治 あたごブロック地区社会福祉協議会会長 宮川英樹 不死鳥ブロック地区社会福祉協議会副会長 竹内清 みなみブロック地区社会福祉協議会副会長 野路惠子 あずまブロック地区社会福祉協議会会長 髙井豊 九頭龍ブロック地区社会福祉協議会会長 〇竹原健一 光ブロック地区社会福祉協議会副会長 庄納庄次郎 川西ブロック地区社会福祉協議会会長 寺横紀廣 足羽ブロック地区社会福祉協議会会長 岡本美代子 西部民生児童委員協議会会長 大黒裕實 中部民生児童委員協議会会長 関西愛子 社民生児童委員協議会会長 黒川俊枝 北部民生児童委員協議会会長 上阪巌 足羽民生児童委員協議会会長 小林 嘉代子 川西民生児童委員協議会会長 米田尚 福井市介護サービス事業者連絡会会長 朝倉由美子 福井市赤十字奉仕団委員長 宮浦邦也 福井市老人クラブ連合会理事 坂部 登志治 福井市身体障害者福祉連合会会長 安永松子 福井市介護者家族の会会長 安野淑子 福井市母子寡婦福祉連合会会長 〇中村達也 特定非営利活動法人心に響く文集・編集局理事 清水省吾 特定非営利活動法人ふくい路面電車とまちづくりの会事務局長 塚本康一 福井市小学校長会(河合小学校長) 高木幸一 福井市PTA連合会総務副委員長 斉木新一 青少年育成福井市民会議副会長 田村洋子 福井市連合婦人会会長 〇横山光 公益社団法人福井青年会議所副理事長 西田 ひろみ 福井市保健衛生推進員会会長 堀川昌市 連合福井福井地域協議会事務局長 岩佐和典 一般社団法人福井市医師会理事 佐藤弘幸 福井市福祉保健部次長 宮下和郎 福井市地域福祉課課長 〇山本桂一郎 福井市生涯学習課課長 任期 令和7年6月開催予定の定時評議員会の終結時まで 福井市自治会型デイホーム事業専任職員を募集します 高齢者の生きがいづくりや介護予防を目的として、 公民館などを利用してレクリエーションや健康づくりなどを実施している 自治会型デイホーム事業を企画・運営する専任職員を募集します。 応募資格 地域福祉に関心があり、熱意のある人 普通自動車の免許が必要です 内容 担当する地区のデイホーム事業の企画運営、専任職員定例会・研修会の出席など 待遇 福井市社会福祉協議会非常勤職員 月83時間程度(現行)の勤務で月額69,877円及び交通費の手当が支給されます。 募集地区 豊地区 募集人数 1名 募集期間 令和3年9月9日(木)から令和3年10月15日(金) 応募方法など、詳しくはお問い合わせください。 問い合わせ 市社協地域福祉課 TEL 0776‐26‐1853 各種相談・交流の場のご案内 子育て支援室 赤とんぼ 保育園、幼稚園入園前の子どもの遊び場と、その保護者、家族の交流の場及び子育て相談の場です。 日時 月曜日から金曜日 10時から16時 会場 清水健康管理センター内(風巻町28-8-1) 利用申し込み 新型コロナウイルス感染予防のため、利用希望の方は、下記まで事前に電話予約をお願いします。 その他 飲み物は各自ご用意ください。 行事内容によって負担金をいただくことがあります。 問い合わせ 子育て支援室 赤とんぼ TEL 0776-98-3269 福井市社会福祉協議会ボランティアセンター ボランティアをしたい方、求める方への情報提供や様々な相談に応じます。お気軽にお問い合わせください。 開所時間 月から金曜日 8時30分から17時15分 場所 市社協事務局内(田原1丁目13-6 フェニックス・プラザ1階) 問い合わせ 市社協ボランティアセンター TEL 0776-22-0022(直通) Eメール mag@fukuic-shakyo.jp 中央いきいきサロン 障がいの有無にかかわらず「気軽に・無理なく・楽しく」交流できるサロンです。 日時 毎週金曜日 13時から15時30分 会場 市民福祉会館 ボランティアルームA (田原1丁目13-6 フェニックス・プラザ4階) 参加費 1回100円 問い合わせ 市社協 地域福祉課 TEL 0776-26-1853 いずれも祝日・年末年始はお休みです。 寄附付き自動販売機で地域福祉に貢献しませんか! 寄附付き自動販売機は、清涼飲料水の販売価格はそのままで、商品が購入されるたびに一定割合が当会に寄附される仕組みです。 商品を購入することで、地域福祉に貢献できます。 自動販売機の管理はすべて設置業者が行うため、設置協力者様の手間は一切かかりません。 自動販売機の新規設置、入れ替えどちらでも結構です。ご検討いただける企業・団体様は、下記までお問い合わせください。 問い合わせ 市社協総務企画課 TEL0776-26-1853 広告 第一防災株式会社 福井市中角町18-30-1 TEL55-1019 市社協Webサイトのご案内 市社協の様々な情報をインターネット上で発信しています。 Webサイト URL http://www.fukuic-shakyo.jp/ Facebook  URL https://www.facebook.com/fukuic.shakyo/ Webサイトトップページのバナーからもリンクしています 高齢化率 令和3年8月1日現在 福井市の総人口 260,254人 65歳以上の人口 76,413人 高齢化率 29.36% この広報紙は、共同募金の配分金を受けています。