社協だより まごころ 223号 2020年6月25日発行 今回の表紙 自治会型デイホーム事業 見守り活動に関する研修会 子ども福祉委員活動 オープンサロンふらっとベル 手作りマスクボランティア コロナ禍により、様々な社会活動に制限がかかる状況ですが、市社協は“こんな時でもできること” “こんな時だからできること”について考え、 地域住民の皆さまから様々なご協力を得ながら、地域福祉活動に取り組んでいます。 紙面でも社協の活動内容についてお知らせしていますので、ぜひご覧ください。 目次 2・3ページ 福祉委員活動について 4・5ページ 令和元年度決算及び令和2年度事業計画・予算 6ページ 児童館職員募集、生活支援員募集 7ページ 令和元年度会員会費使途報告、寄附・寄贈 8ページ ボランティアセンターからのお知らせ、企業広告募集 ご存じですか 福祉委員 今こそ大切なさりげない見守り活動 市社協では、近隣住民同士の見守りや支え合いなどの活動を通じて、 いつまでも安心して暮らせる豊かな地域社会づくりを推進していくため、 自治会を単位で福祉委員の設置をお願いしています。 令和2年度は福祉委員の改選の年度で、市内で4月1日現在1,604名 の方に委嘱させていただきました。 昨今の新型コロナウイルス感染拡大防止のため、家に閉じこもりがちで不安な日々を過ごされている方も多くいらっしゃるかと思います。 このような状況の中で、誰もが地域で安心して暮らすために、福祉委員ができる、さりげない人と人とをつなげる活動が一層大切になります。 福祉委員の役割 福祉委員は、地区社協に所属し、地域の団体や機関と連携しながら、見守り活動を通して、福祉のまちづくりを推進しています。 先輩福祉委員さんの声 高齢者が増えている現状を身近に感じ、地域で支え合い、助け合う大切さを知りました。いろいろな人との出会いで、 道で会った際にあいさつや声かけが進んでできるようになったと思います。 私自身が将来、支援や見守りが必要になった時に自分が望むことを福祉委員活動として行っていこうと思います。 福祉委員はこんな活動をしています 見守り・声かけ ひとり暮らし高齢者、高齢者のみ世帯、障がい者など、支援が必要な方への日常的な見守りや声かけ、 訪問などを通して、さりげなく安否確認を行ったり福祉についての困りごとを発見したりします。 伝える 連絡・情報伝達 気になることを見つけたときには、民生委員児童委員や関係機関へ知らせます。 また、広報紙の配布などを通して、住民へ福祉に関する必要な情報を広めます。 つながる 各種事業への参加・協力 いろいろな活動に参加することで、地域の方と顔見知りになるきっかけになります。 また、地域にある施設や機関・サービスを知ることができ、伝えることにも役立ちます。 福祉委員の皆さまへ 今だからできること 日常の中で、直接会えなくてもできる、無理のない範囲での声かけや見守りをお願いします。 たとえば 散歩や買い物の途中など、新聞や郵便物がたまっていないか気にかける。 生活や福祉に関わる情報、お便りをお届けする。 気になる人には電話やメールなどを通して連絡をとる。 気になる方がいらっしゃったら、民生委員児童委員や、関係機関にご相談ください。 ご自身の感染防止を第一にしながらも、つながりを絶やさない、助けあいの気持ちを持って過ごしましょう。 問い合わせ 市社協地域福祉課 TEL0776-26-1853 令和2年度に取り組む主な事業 各地区での地域福祉活動の推進 市内49の地区社会福祉協議会 地区社協では、住民参加の地域福祉活動に取り組んでいます。 本会は、地区社協活動の企画相談、研修開催、助成等の支援を行います。 自治会型デイホームの運営 福祉委員や民生委員児童委員等による見守り支援活動、地域支え合いマップづくり 食事サービス 配食 会食 ふれあいサロン活動 集いの場づくり 地区社協だより 広報紙の発行 ふれあい福祉まつりの開催 など 第3次地域福祉活動計画 平成29年度から令和3年度 当会では、身近な地域で住民同士が支え合い、安心して暮らすことができる まちづくりを進めるために策定した第3次地域福祉活動計画の実践に取り組みます。 令和2年度に取り組む主な事業 中高生向けまちづくりワークショップの開催 社会貢献お見合い事業の開催 新 モデル地区での地域防災講座 ボランティア団体コーディネーション講座 地域福祉活動発表会の開催 子育て家庭への支援 市内の児童館を拠点に子育て力の向上や子どもたちの健全育成事業に取り組みます。 児童館の管理・運営 25館 げんキッズ育成事業の実施 3か所 放課後児童会の運営 28会 乳幼児とそのご家族の方の遊び場と交流の場 子育てひろば、子育て支援室 赤とんぼ 放課後児童クラブの運営 3クラブ 新 福井市ことばの教室の運営 ボランティア活動の推進 住民に身近なボランティアセンターを目指し、 さまざまな角度からボランティア活動を応援します。 ボランティア活動についての相談、紹介、広報 ボランティアに関する各種講座と交流会の開催 学校での福祉教育や企業でのボランティア・社会貢献活動の推進 ボランティアルーム、資機材 車いす、体験グッズなどの貸出 など 高齢者の方々への支援 高齢者の生きがいづくりや介護予防事業を実施します。 自治会型デイホーム事業 食事サービス 配食 会食 ひとり暮らし高齢者等見守り支援活動 金銭管理などに不安がある方への支援 認知症や知的障がい、精神障がいなどにより、ものごとをひとりで判断することに不安 がある方に、金銭管理支援や福祉サービス利用援助などの支援を行い、地域で自分らしく 暮らしていくためのお手伝いをします。 日常生活自立支援事業 新 法人後見事業 失業者・低所得世帯への支援 生活福祉資金貸付制度 低所得世帯、障がい者世帯又は高齢者世帯を対象とする福祉資金、 教育支援資金等の貸付制度についてのご相談をお受けします。 臨時特例つなぎ資金貸付制度 住居のない離職者を対象とするつなぎ資金貸付制度についてのご相談をお受けします。 ふく福くらしサポート事業 生活困窮者への相談支援と経済的援助 現物給付を行っています。 集いの場づくり 気軽に無理なく楽しく交流できるサロンを開催しています。 交流しながら、楽しい時間を過ごし、社会参加の場としてご利用いただけます。 中央いきいきサロン フェニックス・プラザ 4階ボランティアルームA オープンサロンふらっとベル ショッピングシティ・ベル 2階 令和元年度 会計収支決算 収入 単位:千円 受託金収入 481,266 59.9% 経常経費補助金収入 89,692 11.2% ※1 市事業運営補助金、共同募金配分金など 会費収入 41,891 5.2% 寄附金収入 70,330 8.8% 基金積立資産取崩収入 4,391 0.5% 事業収入 7,186 0.9% 分担金収入 1,517 0.2% その他の収入 2,812 0.4% 前年度繰越金 103,996 12.9% 収入合計 803,081 100.0% 支出 事業別 法人運営事業 206,815 25.7% 児童館事業 190,780 23.8% 放課後児童会事業 202,846 25.3% 自治会型デイホーム事業 74,111 9.2% 地域福祉活動推進事業 56,857 7.1% ※2 地区社協助成、サロン事業など 放課後児童クラブ事業 23,984 3.0% 日常生活自立支援事業 19,241 2.4% その他のサービス区分 28,447 3.5% ※3 共同募金配分金事業、ボランティアセンター事業など 支出合計 803,081 100.0% 決算及び予算は、法人内の内部取引は除いています。 令和2年度 会計収支予算 収入 単位:千円 受託金収入     464,807 63.6% 経常経費補助金収入 89,026 12.2% ※1 市事業運営補助金、共同募金配分金など 会費収入 50,042 6.8% 寄附金収入 646 0.1% 基金積立資産取崩収入 2,120 0.3% 事業収入 7,651 1.0% 分担金収入 1,391 0.2% その他の収入 23,616 3.2% 前年度繰越金 92,097 12.6% 収入合計 731,396 100.0% 支出 事業別 法人運営事業     149,362 20.5% 児童館事業     191,193 26.1% 放課後児童会事業 181,917 24.9% 自治会型デイホーム事業 73,219 10.0% 地域福祉活動推進事業 57,087 7.8% ※2 地区社協助成、サロン事業など 放課後児童クラブ事業 20,517 2.8% 日常生活自立支援事業 17,175 2.3% その他のサービス区分 40,926 5.6% ※3 共同募金配分金事業、ボランティアセンター事業など 支出合計 731,396 100.0% 皆さまの会員会費に支えられています 市社協の事業活動の財源には行政からの補助金、委託金、 共同募金の助成金などがありますが、 民間の福祉団体として自主的な事業活動を進めていく上では、 市民の皆さまからの会費が貴重な財源となっています。 本年も、一般会員、賛助会員及び特別賛助会員にご加入いただきますよう、 市民の皆さまのご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。 一般会員 世帯会員       年額 500円 各自治会を通じ、世帯単位でご支援をお願いしています。 賛助会員 個人会員       1口 1,000円 各地区社協を通じ、社協事業に賛同してくださる個人にお願いしています。 特別賛助会員 企業・団体会員  1口10,000円 市社協役員が訪問等により、社協活動に賛同してくださる 法人・事業所にお願いしています。 いただいた会費で行う主な事業  地区社協活動への助成 49地区      23,283,000円 市社協運営のために            13,993,000円 地域福祉活動推進のために          2,204,000円 食事サービス事業のために          3,153,000円 法人後見事業のために            2,667,000円 ボランティア活動の推進のために         660,000円 市民福祉大会の開催               339,000円 民生児童委員活動への助成            895,000円 県社協会費他                2,848,000円 合計                   50,042,000円 児童館職員を募集します 児童館で勤務する児童厚生員、代替厚生員、主任支援員を募集します。 募集職種 ①児童厚生員 ②代替厚生員 ③主任支援員 募集人員 ①児童厚生員4名 ②代替厚生員1名 ③主任支援員1名 職務の内容 児童館での児童の健全育成、放課後児童会児童への支援、児童館運営に係る事務 応募資格 保育士若しくは小中高等学校・幼稚園教諭の資格を有する方、大学で所定の学科を卒業した方、         又は児童福祉施設に2年以上従事した方など 詳しくはお問い合わせください 勤務日     月曜日から土曜日のうち5日 勤務時間 12時から18時若しくは18時30分 1日6時間又は5.75時間 休日     日曜日・祝日・年末年始 公休日 児童厚生員 水又金曜日 代替厚生員 金曜日 主任支援員 土曜日 給与等 現行 基本給 月額135,200円 他諸手当有り 福利厚生 健康保険・労災保険・雇用保険・厚生年金保険の適用、有給休暇・病気休暇・特別休暇有り 応募方法 所定の申込用紙に必要書類を添えて市社協総務企画課までお持ちいただくか郵送してください。         募集要項、申込用紙は、市社協のWebサイトからダウンロードするか、窓口へお越しください。 選考方法 書類選考及び面接 日時、場所は応募者宛通知します 応募締切 申込は随時受け付けます 郵送可 問い合わせ 市社協 総務企画課 TEL 0776-26-2005 児童館担当直通 他に、木田、麻生津地区の児童クラブのサブリーダー 資格要件 児童福祉施設に2年以上従事など も募集しています。詳しくは上記までお問い合わせください。 日常生活自立支援事業を支える 生活支援員を募集します 日常生活自立支援事業 福祉サービス利用援助事業では、認知症高齢者や知的障がい者、 精神障がい者等で判断能力の不十分な方が、地域で自立した生活を送れるよう、 福祉サービス利用や日常の金銭管理やのお手伝いをしています。 この事業において、利用者のところに訪問し、支援を行う生活支援員を募集します 日常生活自立支援事業とは 福祉サービス利用のお手伝い 福祉サービスの利用に必要な手続きの支援など 日常的金銭管理のお手伝い 預金の払戻や公共料金、家賃等の支払、金融機関での手続き代行を含む日常的な金銭管理の支援など 応募資格 普通自動車運転免許。その他の資格・経験等は不問。      地域での社会貢献活動に関心のある方、認知症高齢者や知的障がい者、      精神障がい者に対する理解と権利擁護について関心のある方。 勤務日  月4日程度 勤務時間 1日1時間程度 賃金等  1時間830円 4月1日現在 交通費支給 雇用形態 市社協非常勤職員 応募方法 お電話にてお申し込みください。 応募締切 7月10日 金 17時まで 締切後、説明会・面接会を別途開催します。 申し込み・問い合わせ 福井市高齢者・障害者日常生活自立支援センター 市社協内 TEL 0776-22-0225 市社協会費のご協力ありがとうございました 令和元年度の会員会費の実績と使いみちについてご報告いたします。 募集実績額 一般会員会費 1世帯 年額350円        24,361,358円 賛助会員会費 個人  1口1,000円      10,188,200円 特別賛助会員会費 法人・企業 1口10,000円  7,341,674円 合計 41,891,232円 使いみち 地区社協活動への助成 49地区  23,562,600円 市社協の運営のために 13,725,758円 地域福祉活動の推進事業のために 2,689,400円 福祉関係団体への助成として 895,000円 市民福祉大会など広報啓発事業に 370,634円 ボランティア活動の推進のために 647,840円 合計 41,891,232円 寄附・寄贈 ご協力ありがとうございました 令和2年2月1日から4月30日 順不同 市社協への寄附金は、税制上の優遇措置の対象となります。また、寄附は、当会が実施する事業の中から使途を選択いただくこともできます。 寄附 ユニー株式会社“小さな善意で大きな愛の輪”運動 アピタ福井大和田店様            169,171円 福井市婦人福祉協議会様 チャリティ募金として 53,235円 藤澤伸治様 未使用ハガキ62円×10枚 福井市環境政策課様 缶詰、レトルト食品など150点 三協道路株式会社様 車椅子1台 株式会社米五様 フリーズドライみそ汁3,000個 匿名      3,878円 匿名 介護用パンツなど 匿名 新生児用紙おむつ2袋 収集ボランティア協力 使用済切手、使用済テレホンカード等 福井中央ライオネスクラブ様 使用済切手 藤澤伸治様 使用済切手 匿名7件 使用済切手 手づくりマスクプロジェクト 第2弾!参加者募集 市社協ボランティアセンターでは、今だからこそ、誰かに役立ちたい気持ちを形にし、 お互いを思いやり、みんなでコロナ禍を乗り越えるための 手づくりマスクプロジェクトを実施します。 プロジェクトの実施・募集内容 ①ご自宅で、お持ちの材料でマスクをつくって寄附する 子ども用、大人用 ②マスクに添える、メッセージカードをつくる 介護や保育の最前線で働く方々向け ③ご自宅にあるマスクの材料 布・ガーゼ、ゴム紐などを寄附する ④プロジェクトのための資金を寄附する 募集期間 7月1日 水から7月20日 月まで 作成いただいたマスクは、当会で集約した後、市内の児童館等の児童、介護や保育の施設職員等に配布する予定です。 くわしくは、当会ホームページをご覧ください。 http://www.fukuic-shakyo.jp/archives/news/from-shakyo/post_587.html 申し込み問い合わせ  市社協ボランティアセンター 電話 0776-22-0022 メール mag@fukuic-shakyo.jp お知らせ オータム&ウィンターボランティア 毎年、7月から9月に実施しているサマーボランティア体験は、 新型コロナウィルス感染拡大の状況に鑑み、今年は「オータム&ウィンターボランティア体験」として、 令和2年10月から令和3年1月に実施します。 問い合わせ 福井県ボランティアセンター 福井県社会福祉協議会内 TEL0776-24-4987 FAX0776-24-0041 広告を募集しています! 広報紙 社協だより まごころ に掲載する広告を募集しています。 対象企業 特別賛助会員又は賛助会員 会費10口以上 企業・団体 広報紙概要 発行間隔 3か月に1回発行 発行部数 1回82,500部 配布方法 ①自治会を通じて全戸配布 ②特別賛助会員に郵送 問い合わせ・申し込み 市社協総務企画課 TEL 0776-26-1853 市社協Webサイトのご案内 福井市社協の様々な情報をインターネット上で発信しています。 WebサイトURL  http://www.fukuic-shakyo.jp/ Facebook URL  https://www.facebook.com/fukuic.shakyo/ (Webサイトトップページのバナーからもリンクしています) 高齢化率 令和2年5月1日現在 高齢化率 A/B  28.94%  65歳以上の人口 A  75,934人 福井市の総人口  B 262,373人