社協だより まごころ 238号 2024年3月10日発行 今回の表紙 「学生団体Together」の皆さん 福井県内の小学生から高校生を対象にした週2回の放課後教室(団体オリジナル)を運営している団体です。インスタグラムで活動の様子を発信しています。ぜひ、ご覧ください。 わたし×ふくし=第三の居場所づくり わたし×ふくし ミニインタビュー どのような活動をしているのですか? 福井大学医学部を中心とする大学生で運営しており、放課後教室を週に2回開催しています。小学生から高校生が参加しており、勉強だけではなくボードゲームなどで遊んだりして、自由に楽しく過ごしています。その他にも「医学博士になろう」など、子どもたちの学びになるようなワークショップを実施しています。 活動をはじめたきっかけは? 子どもたちの居場所かつ学びとなる場所を目指して、2020年に設立しました。特に、学校では習わないけれど将来社会で役立ちそうなことを学べる場所にもしたいと思い、活動を始めました。 わたし×ふくし=第3の居場所づくりの解説をお願いします‼ 「家でも学校でもない第3の居場所づくり」をモットーに活動をしています。勉強の合間には、ちょっとした悩み相談や進路相談をしたり、子どもたちと年齢が近い大学生だからこその信頼関係が築けているのではと思います。「なにかしてあげたい」と思って始めたはずなのに、子どもたちから刺激を受け、元気をもらう日々です。私たち自身の第3の居場所にもなっていて、楽しく活動をしています。これからも、子どもたちの将来の選択肢を広げることが出来るように頑張っていきたいです。 目次 2ページ 福祉委員へのインタビュー      あったかメッセージ 3ページ 会員会費のお礼      赤い羽根共同募金ご協力のお礼      地域を良くするプロジェクト募集      寄附・寄贈 4ページ 災害義援金の募集      ボランティア活動保険のお知らせ      生活福祉資金貸付制度の案内      放課後児童クラブ支援員の募集 福祉委員へ突撃インタビュー 市社協では、近隣住民の「見守り」「支え合い」などの活動を通じて、いつまでも安心して暮らせる地域社会づくりを推進していくため、自治会を単位に福祉委員の設置をお願いしています。福祉委員には、ひとり暮らし高齢者等とお会いしたときに声かけをしたり、見守り、訪問などの活動をしています。今回、お二人の福祉委員にインタビューしました。 岡保地区 大林愛さん(40代) Q普段、どんな活動をしていますか? A10軒ほどの自治会ですが、高齢者の見守り活動や地域で実施しているサロンの手伝いをしています。他に、岡保地区社協が実施している福祉まつり等の手伝いや岡保地区社協の会議等に、年数回、参加しています。仕事をしているので、できる範囲で活動しています。 Q活動の楽しさややりがいは何ですか? サロン活動があることを知ったり、一緒に健康体操を楽しんだり、地域の方々との関わり合いができたことがとても良かったです。地域の順番で福祉委員になり、自分に務まるのかとても不安がありましたが、サロンのお手伝いを重ねる中で、高齢者の方々ともおしゃべりするようになり、雪が降った後などは、大丈夫かな?と、地域を回るようになりました。 Q福祉委員になって、気づいたことや良かったことは? 地域の方と関わることは、社会奉仕活動や防災訓練等の地域行事以外あまりなかったのですが、福祉委員活動を通して、いろいろな方とお話しする機会がとても増えました。皆さん、とても明るく楽しい方ばかりで、地域の方と関わり合えることが、とても嬉しいです。 河合地区 川端博美さん(40代) Q普段、どんな活動をしていますか? 月1回、民生委員さんと一緒に、集会所で自主開催のデイホームを行っています。また、高齢者福祉事業所の職員さんも来てくれるので、一緒に体操したりおしゃべりをしています。時々、デイホームの案内を持って訪問したり、農作業している姿を見かけると、声をかけて立ち話をすることもあります。 Q 福祉委員になって、気づいたことや良かったこと。 活動を通してよかったと思えるのは、地域の方との交流が増えたことです。 また、いつの間にか、地域の方々を気にかけるようになりました。外出した時に、畑で作業している姿を見て、今日も元気にしてるわ、と安心したり、用事がなくても、自分から話しかけたり、声をかけてもらったりしてサロン以外でも、よくお話しするようになりました。人生の先輩として、教えてもらうことが多く、関わるのが楽しいです。 問い合わせ 市社協 地域福祉課 TEL0776-26-1853 見守り活動に関する あったかメッセージが届きました! 「あったかメッセージ」とは、見守り活動している方(福祉委員や民生委員児童委員など)への応援メッセージです。発信してくださったのは、見守り活動している方から声をかけられている皆さん。地域の中でのここちよさ、ほっこりしたエピソードや、見守り活動への励ましなど、人と人とのつながりを元気づける数々のメッセージをぜひご覧ください。 一人生活7年目を迎えます。最初の頃は、淋しさと怖さで不安な日々でした。でも、日々を過ごすうちに、ご近所の方々や民生委員の方々等のお声かけをいただき心が安らぎました。また、娘も顔を出してくれたので、落ち着き、今は笑顔も世間話も出て、周囲の方々のおかげで元気に過ごしています。(大安寺地区 80代) 一番の楽しみは、食事サービス。役員の方は朝早くから大変だと思います。また、デイホームでは、私たちが楽しく過ごせるように気配りくださり、次回のチラシを配りながら様子を見てくださる。一人暮らしの私には本当にありがたく、感謝しています。(河合地区 80代) 町内から少々離れて暮らす独り身にとっては、何日も他人と話すことも笑うことも少ない毎日ですが、時々、訪ねてくれたり、会合に誘ってくださることに喜んでいます。食事サービスのお弁当も楽しみにしています。(河合地区 80代) 食事サービスを受けて20年になります。雪降る中、お弁当を持って来ていただき、心から感謝しています。一人暮らしの淋しさを和ませていただいています。毎回食べて思わず出る言葉は、「あぁ、うまかった~」です。 (豊地区 90代) そのほかの“あったかメッセージ”は、ホームページや各地区の社協だよりで順次紹介させていただきます。 問い合わせ 市社協 地域福祉課 TEL0776-26-1853 令和5年度 会員会費の加入にご協力ありがとうございました。 令和5年度も多くの皆さまから会員会費のご協力をいただきました。この会費は、当会が進める地域福祉活動推進のための財源として活用させていただきます。心からお礼申し上げます。 【一般会員会費総額】  34,411,482円 【賛助会員会費総額】   8,562,771円 【特別賛助会員会費総額】 6,570,000円 ※金額はすべて令和6年1月31日現在 令和5年12月1日以降加入者(敬称略) 特別賛助会員(1口1万円)〈0.5口〉 川村文具(有) 令和5年11月30日以前にご加入いただきました皆さまの名列は、令和6年1月1日発行の社協だより237号で掲載しました) 赤い羽根共同募金にご協力ありがとうございました。 令和5年度も多くの皆さまからあたたかいご支援とご協力、たくさんの募金をありがとうございました。 お寄せいただいた募金は、令和6年度に福井市内で実施される福祉委員等による見守り活動や各地区の福祉啓発活動、地域福祉活動を行う福祉団体等に助成されます。また、福井県内の福祉施設や福祉団体で実施する事業に活用されるほか、災害時に備えた準備金や「災害ボランティアセンター」の設置・運営に役立たせていただきます。 募金額・助成内容の詳細は、福井県共同募金会のホームページ(https://akaihane-fukui.jp)でご覧いただけます。 赤い羽根共同募金総額  19,764,104円(令和6年1月31日現在) 種別           募金額      種別           募金額 戸別募金    10,358,335円   学校募金      401,482円 大口募金     5,620,288円   街頭募金       78,722円 職域募金   1,768,386円   その他の募金  462,096円 法人募金     1,074,795円                                                        令和7年度助成 地域を良くするプロジェクト 大募集 地域に暮らす方々が共に助け合い、安心して生活を送れる地域社会づくりをめざして、地域や社会を少しでも良くしようと活動しているボランティアグループやNPO・市民団体に対し助成を行います。皆さまご活用ください。 1 助成対象  福井市内で活動する社会福祉法人やNPO法人、自治会などの地域団体及び福祉団体やボランティア団体 2 対象事業  地域や社会を良くする、豊かにする、元気づけるための地域福祉事業  ただし、以下のような事業は対象外とします。  (1) 他の補助金との重複や公的補填のある事業  (2) 政治、宗教、組合の運動の手段として行う営利事業  (3) 総会など団体の運営に要する経費や福祉を目的としない事業 ※令和7年4月1日から令和8年3月31日までの間に実施する事業が対象です。 3 募集期間 令和6年4月1日(月)~5月20日(月) 4 助成額  活動費 10万円以内(令和7年6月に助成します) 5 審 査  6月に活動内容等を審査し、助成の可否を決定します。 6 助成申請書の入手方法  福井市共同募金委員会の窓口へお越しください。  市社協のwebサイト(https://www.fukuic-shakyo.jp/archives/news/from-others/r7.html)からもダウンロードできます。webサイトは、右記のQRコードからもご覧いただけます。 問い合わせ 福井市共同募金委員会(福井市社会福祉協議会内) TEL0776-26-1853 令和5年11月1日から令和6年1月31日(順不同) 寄附・寄贈ご協力ありがとうございました ※寄附は、当会が実施する事業の中から使途を選択いただくこともできます。 市社協への寄附金は、税制上の優遇措置の対象となります。 ★寄附・寄贈 ワクワク倶楽部 様              10,015円 河戸 文雄 様                 3,000円 鷲田建設㈱ 様               10,000円 匿名        テレホンカード1,500円分 (株)北陸エンタープライズ 様           お菓子6箱 スーパーUSA開発店 様              お菓子12箱 株式会社アスワ村田製作所 様          食料品等1箱 匿名              玄米 90kg(30kg×3袋) 匿名              玄米 30kg(10kg×3袋) 匿名              ボールペン45本 ★収集ボランティア協力(使用済切手、使用済テレホンカード等) HOME TOWNコスモス 様      使用済切手 福井北モラロジー事務所 様   使用済切手 森田公民館 様          使用済切手 河戸文雄 様          使用済切手 株式会社マダックス 様     使用済切手 道の駅一乗谷あさくら水の駅 様 使用済切手、ベルマーク 匿名             使用済切手 令和6年能登半島地震災害義援金の募集 福井県共同募金会では、令和6年1月1日の能登半島災害で被災された方々を支援するため、次のとおり義援金を募集しています。お寄せいただきました義援金は、福井県共同募金会を通じて、全額、被災された方々にお届けします。皆様の温かいご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。 ◆募集期間 【石川県】令和6年12月27日(金)まで       【福井県】令和6年3月29日(金)まで           【富山県】令和6年3月29日(金)まで       【新潟県】令和6年6月28日(金)まで ◆受付時間 平日8時30分から17時15分まで   お振込みでの義援金も受け付けています。詳しくは、右記のQRコードを読み取り、福井県共同募金会のWebサイトをご覧ください。 ◆受付窓口 福井市共同募金委員会(福井市社会福祉協議会内) 福井市田原1丁目13番6号 フェニックス・プラザ1階   TEL 0776-26-1853 ◆受付時間 平日8時30分から17時15分まで   令和6年度ボランティア活動保険の受付開始 ボランティアが、ボランティア活動中の急激かつ偶発的な外来の事故によりケガをされた場合や、偶然の事故により他人にケガをさせたり、他人の物を壊したことにより法律上の損害賠償責任を負うことになった場合に保険金が支払われます。「自発的な意思により他人や社会に貢献する無償のボランティア活動」が対象となります。 加入プラン 基本プラン 天災・地震補償プラン 年間保険料 350円 500円 ※特定感染症については、10日間の免責期間がなくなり、補償開始日から補償対象となります。   なお、令和5年5月8日以降、新型コロナウイルス感染症は補償対象外となっています。 〈補償期間〉 令和6年4月1日0時から令和7年3月31日24時まで  ※中途加入の場合は、加入申込手続き完了日の翌日0時から令和7年3月31日24時までです。 〈加入申込手続き〉 当会窓口にある所定の「加入申込書」に必要事項をご記入の上、保険料を添えて市社協までご持参ください(平日8時30分から17時まで)。詳しくは右記のQRコードを読み取り、ご覧ください。 <問い合わせ>市社協ボランティアセンター TEL 0776-22―0022(直通) 0776-26-1853(代表) 生活福祉資金貸付制度のご案内 生活福祉資金貸付制度は、所得の少ない世帯、障がい者や介護を必要とする高齢者がいる世帯の生活の安定と経済的自立を図ることができるように資金を貸し付ける制度です。 ・個人ではなく世帯に対しての貸付です。 ・世帯単位の所得による制限があります。 ・お住いの地域の民生委員や関係機関が相談支援にあたります。 ・他の貸付制度が優先となります。 貸付制度をご利用になるには、いくつかの要件があります。詳細はお問い合わせください。 【問い合わせ】 市社協 地域福祉課  TEL 0776-26-1853 ◆放課後児童クラブ支援員募集中◆ 児童館内で運営している放課後児童クラブでは、令和6年4月から勤務する放課後児童クラブ支援員を募集しています。資格や経験がない方でも勤務できます。 詳しくは、右記のQRコードを読み取り希望の児童館へお問い合わせください。 まつのき児童館(宝永)     もみじ児童館(啓蒙) たちばな児童館(湊)      つくし児童館(西藤島) くすのき児童館(豊)      つばき児童館(社南) あじさいじどうかん(足羽)   あさがおじどうかん(麻生津) さくらじどうかん(春山)    たけのこ児童館(鶉) とちのき児童館(松本)    こすもす児童館(日之出)    すみれ児童館(森田) さつきじどうかん(旭)      ちゅうりっぷ児童館(酒生) たんぽぽ児童館(和田)     もくせい児童館(文殊) どんぐり児童館(円山)      ひまわり児童館(日新) 広告 「防災バック30」絶賛発売中! 第一防災株式会社 福井市中角長18-30-1 TEL 0776-55-1019 高齢化率 令和6年2月1日現在 福井市の総人口  255,299人 65歳以上の人口  76,282人 高齢化率       29.83% この広報紙は、共同募金の配分金を受けています。