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福井市教職員課題別研修を開催しました

福井市社協の活動

ゲスト講師のお話し

8月7日(木曜日)、 福井市教職員課題別研修「福祉教育の本質を伝えるために気付いておきたいこと」を開催しました。

普段は教える立場の教職員のみなさんですが、「福祉」について、まず先生自身がどのように考え、そして、どう子ども達へ伝えるかを考える体験講座となりました。

ゲスト講師

午前中は清水一巳氏(視覚障害)、和田志保氏(車いす)、和田志保氏の夫で和田圭市氏の3名をゲスト講師に迎え、専門学校ウェルフェア福井専任教員の藤田正一氏が講師、進行役で講義やパネルディスカッションが行いました。

「障害があることで、一見不便そうに見えることも、見方、考え方をちょっと変えたり、一工夫するだけで、便利なこともあるんだということ」、「全盲の清水さん、車いすの和田さんではなく、一人の生活者としてみんな同じだということ」「コンプレックスを武器にする」など、「心のバリアフリー」について考え、気づかされるゲスト講師のお話でした。

ワークショップ

午後のワークでは、アイスブレイクの後、6人1グループになり共通点探しや、額に張られたシールの色から、「分ける・分けられる」ということを体感しました。無意識に障害がある人とそうでない人とを分けていたこと、立場という観点からも、立っている場所、見ている場所が初めから違っていたことなど、自分自身の中にあるものへの様々な気づきがあったようで、少し重い雰囲気の中で、深く考え込む場面も見られました。最後は、参加者全員が大きな輪になり、一言ずつ今の思いを発表して終了しました。「ゲスト講師のお話、参加者それぞれの感想など、いろんな人の思いを聞くことができて、大変良かった」、「これまで受けた課題別研修とは一味違って、体験とお話の組み合わせが良かった」「自分の中のバリアに気づき、少しバリアを飛び越えられた」等といった声が寄せられました。