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認知症高齢者ひとり歩き模擬訓練が行われました

福井市社協の活動

11月15日(日曜日)に、社南地区で認知症高齢者ひとり歩き模擬訓練が行われました。

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この訓練は、「社南地区に住む皆さんが、認知症高齢者のひとり歩きに遭遇した時、
積極的に声掛けを行い、適切な対応が出来るようになること」を目的に開催されました。

当日はまず訓練に先立ち、社南公民館で寸劇を交えたミニ講座を受講し、
認知症の方への理解を高めました。
この講座では、“3つの「ない」”(驚かせない、急がせない、自尊心を傷つけない)など、
認知症の方との適切な接し方について学びました。

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その後、デモンストレーションを交えて訓練の方法について説明を受けました。
今回の訓練では地区内の3つのエリアに、それぞれ10人ずつ認知症役に歩いてもらい、
参加者が実際に声をかけてみるという方法で行われました。

訓練が始まると、参加者はミニ講座で学んだ適切な方法で認知症役への声掛けを行い、
真剣な様子で取り組んでいました。

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また、終了後の振り返りでは「今回のような訓練はこれからも必要だと思う」
「もっと多くの人に参加してほしい」といった声があがり、
認知症の方を地域で支えることについて、改めて考えるきっかけとなったようです。

福井市社会福祉協議会では、こうした訓練への参加・協力を通し、
認知症になっても暮らしやすい地域づくりを支援しています。