• facebook
  • twitter

地区社協連絡協議会主催の見守り活動研修会が開催されました

福井市社協の活動

グループ討議の様子
  2014年8月6日(水曜日)、地区社協において取り組まれている、ひとり暮らし高齢者の見守り活動について、今後のさらなる活動の推進のため、研修会が開催されました。

 この研修会には、49地区社協の役員や民生児童委員、福祉委員など、120名の方にご参加いただきました。福井市では、高齢化率やひとり暮らし高齢者の増加により、見守り活動が一層重視されています。現在、各地区で行われている見守り活動をさらに充実させようと、3つのプログラムに沿って進められました。

 まず、「高齢者福祉との関わりについて」というテーマで、福井市長寿福祉課の吉田主査に講義していただきました。見守り活動中に何らかの異変に気付いたとき、早期に対応するために専門の窓口につなげることが重要だと教えていただきました。そのほか、市が取り組んでいるひとり暮らし等高齢者登録の概要などについて説明がありました。

事例発表の様子1
 次に、各地区社協の方々から、福祉委員の具体的な活動についての事例発表がありました。和田地区社協 西村晟事務局長からは、福祉委員会設立と今後の展望について、清水東地区社協 河村三智夫会長からは、住民に民生委員・児童委員の活動を理解してもらうための広報活動の取り組み、湊地区社協 野口つぎ代会長から、見守り活動を強化するための研修会開催など、各地区独自の取り組みについて話されました。

事例発表の様子
 研修会の最後には、49地区の垣根を越え、16のグループに分かれて懇談会が開かれました。見守り活動中に困ったことや福祉委員会の設置についてなど、他の地区に聞いてみたいことを自由に話し合いました。各地区の取り組みに違いがあり、今後の活動の参考にしようと熱心に話し合っていました。

グループ報告の様子
研修後、たくさんの方から「各地区の実情を聞いて、自分の地区で生かされることもあったので参考になりました。」といった感想をいただきました。さらに今後の活動について、民生委員と福祉委員が連携して見守り活動に取り組んでいこうと決意を新たにされたようでした。